☆船 体           

  この手のシリーズ物の場合付属部品を雑誌の大きさに合わせないといけないので
  どうしても船体は分割になってしまいます。
  この「戦艦大和を作る」は4分割になってます。
  全体の長さ(全長)が1メートルを越す模型ですので本当は1枚物でやりたい
  ところなんですけどね、ウッディジョーの同じ戦艦大和の場合は2分割になってますね。


  まだデジカメを更新してなくて古いやつで撮ってた時期なので見ずらいですが
  先ず船底の板の厚みの調整をします。

  右側船首部 :5.15ミリ
  中右側    :5.20ミリ
  中左側    :5.25ミリ
  船尾部    :5.10ミリ

  厚みは以上の結果でした、中央部が厚く前側・後ろ側が薄いようです。
  これから船体を組んでいく上で厚みが違うのは正確に組み難いのでまずここで
  厚み合わせを行います。
  船底全体を5.1ミリに合わせる事にします。



 船底をなるべく真直ぐな板の上に固定して厚みを落とします。
 各ブロックごとにまず中央部の右側・左側を5.15ミリ程度に厚みを落としてから
 船底全体を仮組して今度は全体をペーパーがけをして全体を5.1ミリにあわせます。

 ここで気を付ける事はサンドペーパは手先だけでかけるのではなくて体全体で
 かけるようにする事、カンナかけと同じ要領でただ引き掛けが押し掛けに変わる
 だけですがただ同じ力加減でかけないと同じ厚みににはなりません。


 大体同じ厚みになりました、船底全部を繋いで削った面を下にして真直ぐな
 板の上に固定しておきます。


 その後キールとフレームを仮組してみます。
 キールはレーザーカットしてありますが切断面が斜めになっているのがあり
 そのためキールと船底の接着に隙間が出てきますので修正が必要ですね。
 船底にキールとフレームの取り付け位置の印を打って置きます。
 その後一旦バラします。


 最近の木製模型のキットはフレーム・キールはレーザーカットですよね。
 昔は、板にフレーム・キールの線が書いてあるだけで後は自分で切り抜くのが
 主流でしたね。今はレーザーカットのおかげで木製模型の敷居が低くなった感は
 ありますがでもたまにカット面が斜めになったり歪んでいるのも見かけます。
 今回私の物もカット面が斜めになってまして船底との間に隙間が出るようですので
 鉋をあてて修正しました。








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