元の穴の大きさに合わせた銅製の鋲を焼いて元穴に
挿して叩いて潰します。
その後裏側からハンダ止めして置きました。


さてこれで頼まれ物は終了です。
いよいよ明日から大和に復帰です。
今後もよろしくお願いします。

余分な部分を切り取って磨きを掛けました。
これで線香入れは完成。

お墓参りに使う銅製のバケツと線香入れの修理を
頼まれました。
この銅バケツは以前板金屋さんが廃業する前に
残った地金で何個か作られた内の1個だそうです。

水漏れがするそうで捨てるには惜しいので直せるか
との打診がありました。

右側の真鍮製の筒は線香入れで蓋の部分と底が
無くなってました。
さらに押しつぶされてほとんどペッシャンコに
なってましたが取りあえず筒状まで直した
ところです。

バケツの修理のついでに線香入れの修理も
引き受けることにしました。

来月の法事に間に合わせるため大和の製作を
再開する予定でしたが先にこれを挟みます。

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線香入れの方は先ず蓋の部分の製作です。
真鍮板0.2ミリの地金を切断して本体に合せて
曲げ加工します。
同じ地金を使用して本体と繋ぐ紐を固定する金具も
製作します。



実は先日誤って左手の小指を切って6針ほど
縫うケガをしてしまいました。
動脈を一寸傷つけてしまい血は止まらないは、
おまけに感覚神経を切ってしまったようです。
まあ指を動かす神経ではないので指は動きます
のでたいした事はありませんので今は普通に
生活してます。

なので一寸まだゆっくりの進行になりますが、
これを早くおわらせて大和に戻りますのでまた
よろしくお願いしますね。

銅製バケツと線香入れの修理

本体の底もハンダを流して行きます。
このように重石で地金を挟んで炙りで流します。

あといらない部分を切り取って洗いして磨けば完成
ですね。

蓋の部分をハンダ付けして行きます。
針金で仮止めして炙りでハンダを流します。
この辺は大和の製作法と一緒ですね。

一寸キチキチに作ってしまいました。
使っている時に抜ける事がないのでまあ良しと
します。(笑
大体なんでも一寸キチキチに作る癖があります。
少し余裕を取ったつもりなんですがね。(笑

水漏れの箇所は、底の袴部分を固定している
銅の鋲が痩せてグスクなり内側のハンダも取れて
そこから染み出て来てました。

銅の鋲を先ず外して新しいものと交換します。

その前に手持ちの鋲ぼ軸径が3ミリで穴径が
2.5ミリなので軸を削り穴径に合せます。

バケツの表に水漏れ補修にテープが張って
有ったんでそれの除去と下地処理をしますが
その前に先に線香入れを直してしまいます。

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